手足口病

先週1週間、結人は手足口病にかかっていた。

初めは鼻水だけが現れていたので、軽い風邪だと思っていた。

しだいに風邪の症状が悪くなっていき、3日たったころに38.8度の熱が出てしまった。

高熱が出たのは一時的で、その後37度台にさがったのだが、この時点でもまだ風邪だと思っていた。

手に湿疹が出ているのに気がついたのは、熱が出た翌日で、初めは手首のまわりに小さな湿疹がぽつぽつ出ていたのが、時間とともに大きくなって、最終的にはイボぐらいの大きさになっていた。

病院でみてもらったところ、典型的な手足口病の症状だそうなのだが、だいたいの子は、湿疹が小さいうちに消えてしまうらしい。

先生もいくぶんうれしそうに、デジカメで結人の腕の写真を撮っていた。
将来、教科書に載るかもしれない。

結人の熱はすぐに下がったのだか、この湿疹が消えるのに1週間ぐらいかかった。

医師の話では、熱が下がった時点で感染力はなくなっているので、普段通り生活していいとのことだったが、手の湿疹があまりにも痛々しく、すぐには復帰できなかった。

今、横浜市では手足口病が流行っているそうだが、名前だけは知っていた手足口病が、いざかかると大変な病気だとは思わなかった。
ちなみに手足口病は、子どもがかかる夏風邪だそうで、ウイルスが原因なので治療に抗生物質は使用しない。

湿疹に対しても、基本的には薬を使わないそうだが、今回は湿疹が化膿してきたので、とびひ予防で塗り薬を使った。